スーパーのルール [私のまちのこと]
専用のポリ容器を買って、無くなるとその容器にまた水を汲みに行くのですが、
「1度に2本まで」という張り紙が出ています。
混み合う時間帯には順番待ちの列が出来るので、スーパーが配慮しているようですが、
中には3本、4本と1度に水を汲んでいる人や、専用の容器以外のペットボトルに
汲んでいる人も見かけます。
たまにそういう人がいても、たいていは誰も何も言わないのですが(私を含めて)
おばちゃんは黙っていません。
今日も1人のおじいさんが1度に3本汲んでいたのですが、私の後ろで順番待ちを
していたおばあさんがそれを見つけ、
「あら、1度に2本までって書いてあるのに。」
と、おじいさんに聞こえるように私に話しかけてくるのです。
もちろん、見ず知らずのおばあさんです。
前にも別のおばあさんに、同じことを話しかけられた事があります。
そこまで大声で言うのなら、どうして直接言わないのか不思議に思うのですが、
おばあさんは容赦なく私に話しかけてきます。
「この前店長さんに注意されてた人がいたわ。誰かが言いに行ったみたいやわ。」
「そうなんですか」と答えながら、ここに一緒に子供がいたら、私は何と答えるべきなのか
考えてしまいました。別の場面でも、こういう事ってあり得るし・・・。
子供には注意できても、大人に注意ってなかなか出来ません。
ルールは守って当然だけど、大人の世界ではルールが絶対でない場合もあるし・・・。
直接注意するわけではなくても、こういうおばさんは世の中に必要だ!
と思ってスーパーから帰ってきました。
おばあさんとの会話は途中から、アルカリイオン水でご飯を炊くといいよ~という話に
すり替わってましたけど。
能登半島地震 [私のまちのこと]
3月25日(日)午前9時42分、石川県能登沖を震源とする大きな地震がありました。
私の住む金沢では震度4でしたが、私にとっても子供達にとっても生まれて初めての
大きな地震でした。
地震の起こった時、私と夫は家の2階に、子供達は1階で遊んでいました。
最初は弱い揺れですぐにおさまるだろうと甘く考えていたのですが、だんだんと激しく
なり上から物が落ちてきそうでした。
子供達が心配で慌てて1階に降りてみると、テーブルの下に身を寄せる3人の姿が・・・
長男(小3)が3歳と4歳の2人の弟をテーブルの下に非難させていました。
その姿を見て、一瞬固まってしまった私よりよっぽどしっかりしている長男が、とても
嬉しく思いました。
そして、まだまだ地震について甘く考えていたことに気づかされ、子供達を守るのは私
なんだと自分に言い聞かせました。
美術館へいこう! [私のまちのこと]
家族で美術館へ行って来ました。
美術館といっても、この金沢21世紀美術館は「まちに開かれた公園のような美術館」をコンセプトに建てられた、子供達も大好きな美術館です。
プールの中に人が‥・
これは強化ガラスに水を張ったプールで、地上とプールの中、両方から作品が楽しめます。
3人が見上げているのは‥・ (ちょっとわざとらしい見上げ方ですが)
空が作品の一部になっています。ここに来る度に、必ず見上げてしまいます。
21世紀美術館名物「まるびぃアイス」。
美術館は上から見ると丸い形をしているので、通称「まるびぃ」と呼ばれています。
地元「大野」の醤油アイスが、パリパリのもなかに挟まれています。
たくさん遊んで疲れた帰り道・‥
一番疲れていたのは私です。 走り回る子供達が、歩道からはみ出さないかと心配で心配で、少しも気が休まりませんでした。
防災訓練。 [私のまちのこと]
長男(小3)と一緒に、防災訓練に参加してきました。
1000人以上が参加して行われた訓練ですが、連休中ということもあり、人集めに苦労されていたご様子‥・私も息子も、こういう大きな訓練は初めてだったので、とてもいい経験になりました。
小学校のグラウンドでは、消火器訓練、バケツリレー消化、コンロ消化、土嚢積み訓練などが行われました。
これは「煙体験ハウス」。中は煙が充満していて、全く前が見えません。
前の人の背中を頼りに、やっと出口にたどり着きました。
一人でこんな状況になったら・‥恐怖です。私など絶対にパニックです。
体育館の中では応急救護訓練が行われ、心肺蘇生法、止血法などを教わりました。
私の住む地域は、今のところ災害が少なく安心して暮らせています。
でも災害の少ない地域こそ、いざ災害が起こった時に大パニックが起きやすいそうです。
最近の自然災害の状況を見ていると、どの地域も安全とは思えません。
消防署の方が、「一番大切なのは死なない事。建物の下敷きになって命を落としてしまっては、せっかくの訓練も生かされません。」とお話されていました。
わが家は大丈夫だろうか‥・